中央アフリカ共和国就学支援プロジェクト-Partenariat de soutien éducatif en République Centrafricaine –

アフリカ




 

わたしがこのプロジェクトリーダーをしようと思った原点・・・それは、とある人が語った言葉でした。

彼女は美談のつもりで言っただろう。

日本人が忘れたものがここにあると。

アフリカの10代女性は、妊娠、出産を自然なこととして受け止め、出産後は、母になったと喜ぶこと。

それは、アフリカで母は、神さまと同じくらい尊敬される存在だから。

看護学校では、子育てしながら勉強している学生さんが…、そして、子育て支援センターでは、まさに子育て中のお母さんが、うっすらと涙を浮かべて聞いてくれました。

つくづく、この国の母は、揺らいでいる!と思いました。

この話を聞いて私が思ったこと。

それは、彼女たちは、10代の妊娠・出産を選んでいるのではなく、そうせざるをえない状況だからなのでは?

自然なこととして受け止めること・・・?

それ以外の選択肢を知らないからでは?

涙も出ませんし、むしろアフリカの10代の母たちへの問題意識の方に目がいきました。

なぜなら、10代の妊娠・出産にはリスクが伴います。

特に若年出産と言われる、10代では子宮が未成熟なこともあり、流早産、子宮内発育不全などのリスクも高まります。

”自然なこと”が必ずしも良いとは言えません。

”自然なこと”が”不自然なこと”もあるのです。

自然とかナチュラルとか本当に耳障りが良いだけに、結構医療界ではやっかいです・・・

確かに、日本の母たちは大変な思いをしていると思います。

出生率の低下が物語っていますし、子育て現場に携わっている身としても、日本の母たちの孤独をなんとかしたい思いも大きいです。

でも、それとこれとは別で、安易にアフリカと日本を比べることはできないと思っています。

幸運なことに、私は、当たり前のように学校へ行き、読み書きができ、義務教育を離れても高校、大学と進学することができました

○○なりたい、○○したいと、幼い頃から夢や希望を持って、それを両親から制限されることもなく育つことができました。

本当に恵まれていたし、感謝しかありません。

 

私は、子どもたちに選択肢を与えたい

子どもたちには、自分で考えて選択できる力を培ってほしい

子どもたちが、自分の未来に選択肢を持つことができる社会の第一歩を

それがこのプロジェクトミッションだと思っています。

ただ、教育はとても時間がかかる支援であり、すぐに成果が見えにいということは常に頭に入れておきたいと思います。

この国は、内戦の影響もあり現在も国連、国境なき医師団、国際赤十字などが介入しており「緊急支援」が重視されています。

その中で、ある意味緊急でない、命に関わらない支援である就学支援を行う意義を自問自答し

持続可能性を探りながら根気よい支援体制を整えていきます。

こどもの未来のために

国の未来のために

中央アフリカ共和国就学支援プロジェクトの目的

中央アフリカ共和国の児童や生徒は、家計のためにお金を稼がなければならないことや、兄弟の世話のため学校へ行けないなど、学校に通うことができない場合が少なくありません。

公立学校の教室は過密状態であり、有資格者の教師不足など、決してよい学習環境とは言えないのです・・・

教育が受けられないことでどういうことが起こるのか?

識字率がほぼ100%の日本では想像もつかないことなのですが・・・

文字の読み書きができない、計算ができなないということは、まず仕事の制限が制限されます。

仕事がないと、経済的困窮が続き、栄養状態の悪化、健康状態の悪化へ繋がり負の連鎖が起こります。

基礎教育が定着すること、つまり公用語(フランス語)の読み書きができるということで、格段に職業選択の幅も広がります。

職があるということは、生活の安定につながります。

基礎教育があることで、家庭内、コミュニティ内、地域での意思決定が可能となります。

適切な基礎教育により識字・計算能力などを上げることは、家庭内や地域内に留まらず、その国を成長させるための最大の力になり得ます。

 そこで、本プロジェクトでは、私立学校への授業料を支援することで、安全で快適な学習環境と質の高い教育を提供し、児童・生徒の基礎教育を充実を図りたいと思います。

将来的には、保護者や本人の自立を促すことを目的としています。

中央アフリカ共和国の概要

中央アフリカ共和国は2012年からのクーデターにより今も、落ち着かない情勢が続いています。

基本データ

面積623,623,000平方キロメートル(日本の約1.7倍)
人口459万人(2016年,世銀)
首都 バンギ
民族 バンダ族,バヤ族,サラ族,ヤコマ族,サンゴ族,バカ族,ピグミー族他
言語 サンゴ語(公用語,国語),フランス語(公用語)
宗教 カトリック,プロテスタント,伝統的宗教,イスラム教

 

教育関連データ

内戦の長期化の影響もあり、サハラ以南のアフリカ地域と比較しても教育指数は低いと言えます。

中央アフリカ共和国 サハラ以南のアフリカ地域
5 歳未満児死亡率

(出生1000対)

124 78
成人の識字率 37% 65%
若者(15–24歳)の識字率 女27% 男47% 女72% 男79%
初等教育純就学率 71% 80%
前期中等教育総就学率 23% 53%
後期中等教育総就学率 9% 37%

Unicef 世界子供白書
https://www.unicef.or.jp/sowc/

教育システム

フランス式の教育システムを導入しています。

一定レベルに達していなければ進級はできません。

幼稚園

école maternell

小学校

école élémentaire

中学校

collège

高校

lycée

P1 CP sixiém seconde
P2 CE1 cinquiéme première
P3 CE2 quatriéme terminal
CM1 troisiéme
CM2 Baccalauréat

-général

-technologique

-professionnelle

 

当プロジェクトの支援対象者

提携校のシステム上、中途入学はできないため、幼稚園生からの入学のみの受け入れとなります。

支援希望者、その家族とスタッフが面接を行い、支援の妥当性を考慮します。

 

支援者条件
・バンギ市内在住
・幼稚園児は、家族の送迎かできる
・通学ができる
・家族の日常生活支援があり学習環境が整い、健康が維持できる
・P1~P3(幼稚園)

優先条件

NPOアフリカ友の会の支援を受けてのプロジェクトになるため、関連がある子どもを優先的に受け入れます。

・アフリカ友の会の栄養失調児センター出身者
HIV感染者の子ども(母子感染プログラム受講者)
・エイズ孤児
・アフリカ友の会と関連がある

 

提携・協力学校

バンギ市内にある私立校と協力し支援を行います。

セネガルの女子修道院が経営「アロイス・コベ学校」(幼稚園から小学校)

フランス男子聖霊会の学校(中学生から高校生)

始業10月
終業6月

支援金

・就学年齢に関わらず子ども1人当たり2万円/年

・支援金は、授業料(制服代と教科書代含む)、諸手続き費用、通信費、渡航費の一部を含む

支援期間

原則1年間の任意継続性

支援の継続について

・支援者は毎年支援継続をするかどうかを決めることができる

・6月にヒアリングを実施し、更新しない場合は、6月中に申し出てもら

・更新する場合は、学費の振込をもって更新完了とする

支援の中断について

以下の場合は支援を中断する

支援者側の事情によるもの

・個人的な事情等により支援期間中の中断は可能だが、支援金の返金には対応しない

被支援者側理由の中断

・成績不振で進級できない場合

幼稚園では落第はないが、小学校よりレベルに達しない場合は落第となる。

・追試での合格は認める

・家族の生活支援や学習支援が得られず学習環境が不十分である場合や、健康が維持できない場合

支援者の基準と留意点

・年間2万円の就学支援金を8月に振り込むことができる

・中央アフリカ共和国の就学支援の目的に賛同する者

・支援するこどもは選択できない

支援者と被支援者の交流方法

スカイプ通話

プロジェクトメンバーが中央アフリカ共和国訪問時に、支援者と被支援者の通話をサポートする。

手紙のやりとり

母の日(Fête des mères)

クリスマス(Fête de Noël)

現地スタッフとオンラインでやり取りを行う。

スタッフ渡航時に、日本からの手紙やプゼゼントを渡す

Facebookグループの利用

 

中央アフリカ共和国就学支援プロジェクト(仮運用中)

https://www.facebook.com/groups/412958852571961/?ref=bookmarks

上記のオンラインコミュニティを使用し、交流を図る

・グループメンバーはプロジェクトリーダー、サブリーダー、支援者とする


・投稿内容
就学支援に関する案内(趣意書、教育システムなど)
被支援者の就学状況や学校生活の様子(写真や動画など)

中央アフリカ共和国の日常のコラム配信

イベント作成(支援者同士の交流、アフリカンセミナー宣伝など)

 

 

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